先日、本屋で見つけた本です。

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まずは立ち読みします。(ごめんなさい、)
共感しかない本ですね!帰ってゆっくり読みたかったので、購入決定。
以前、放送された萩尾望都さんの特集をまとめた本です。


萩尾先生ファンとしては、「そうそう、そうなのよ~~」という内容です。
『トーマの心臓』や『ポーの一族』が取り上げられることは多々ありますが、短編をクローズアップしているのが嬉しいんですよね。
私も『半神』には心打たれて、ずっと心に残っている話です。
萩尾先生の短編は素晴らしい。先生の作品は私にとって「ほぼ文学」です。
十代の頃から、大人になっても、作品の幅と奥行きにはやられっぱなしです。
それは萩尾先生にかかわらず、子どもの頃読んでいた当時の漫画には、文学と同等の深みがありました。
今の子たちにも、どんどん読んでほしいんだけどな。

昔の漫画は、子ども心にもかなりの衝撃(感動とは違う衝撃!)を受ける作品が多かったですね。
生と死や愛憎、ヒューマニズム・・・ふわふわしたおとぎ話や恋愛話ではないんですよ。(そういうこてこての漫画もありましたが)
そういう世界観に惹かれる子だったんでしょうね。世の中きれいなものだけじゃない、表も裏も、光も影もあるんだ。文学に通ずる哲学的なものが、そこかしこにあったように思います。

まぁ・・・ギャグマンガも大好きですどね・・・。(カバ丸やちびまる子ちゃんとか ( *´艸`))



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