近くのイオンシネマで、昨日までの上映だった映画『侍タイムスリッパー』を見に行きました。
行こう行こうと思っていたら、なんと昨日が最終日!
それでも気がついて行けたので、なんとか滑り込みセーフ。(;^_^A
感想は・・・とにかくよかった! 見てよかった! 見逃さずによかった!ということです。
コメディ要素あり、人間ドラマありの見ごたえのある作品でした。
主演は山口馬木也さん。ほとんどが知らない俳優さんばかりで、あとは「雲霧仁左衛門」の女優さんくらいかな・・・バイプレーヤーの方ばかりでも、皆さんの確かな演技力に引き込まれ、脚本や演出も素晴らしくて、あっという間の2時間でした。
助監督役の女優さんも初めて見る方でしたが、とてもよかったですね。どんな作品に出演されているのか・・・
ストーリーは、タイトル通り。
江戸末期の会津藩のお侍が、現代へタイムスリップするお話。
当然さまざまなギャップや絶望で生死の境をさまよいますが、温かい人たちとの出会いで、現代にも馴染んでいきます。(会津弁と侍言葉は、そのままですが・・・笑)
縁あって撮影所の「斬られ役」をすることになり、生きる道を見つけるんですが・・・
現代人には当たり前のテレビや食事(おにぎりやケーキ)のシーンも、侍にとっては初物で、侍役の山口さんが、実にコミカルに演じてらっしゃいます。
最後まで、主人公がタイムスリップしてきた人だということを、誰一人知ることなく、現代で生きていくんですよね。
それもなんだか痛快で、何処の誰であろうと受け入れる人たちのやさしさも嬉しくなりました。
もちろん、本人もこの時代に馴染もうと真面目に努力する姿がチャーミングなんです。
現代の進歩に感動するところ、命のやり取りなく、みんなが平和に暮らしていることを素直に喜ぶ姿に、こちらも素直に嬉しい気持ちになりました。
最後は、侍としてのプライドというか矜持を感じるシーンに仕上がっていて、殺陣のシーンでのお二人の緊迫感が素晴らしかった!
心地よい読後感みたいなエンディングもよかったです。
もっと早く見に行って、2~3回見てもよかったかな・・・
コメント
コメント一覧 (2)
先ほど、ブログで拝見しました。
行かれたんだ、やっぱりおもしろかったですよね!って嬉しくなりました。
自主映画なんですね! あの時代劇セットの使い方が、とても自主映画には見えなかったのは、そういう理由だったんですね~。東映ナイスカバーです!
人やモノを動かして、あのような素晴らしい映画製作された監督さんに頭が下がります。企画や脚本段階で、心をつかむ作品というのは、見たらわかりますね。
maco
がしました
広くない劇場でしたが、満席でした♪
自主映画だそうですが、なんと東映が撮影所を提供して応援したそうです。
監督さんの熱意に賛同して、斬られ役も多数参加され、皆んなの応援で出来上がった映画だそうです。
maco
がしました