昨夜、NHK広島のローカル番組・コネクトで「夏井いつき 原爆俳句を訪ねて」の放送がありました。

原爆投下から10年後に出版された句集「広島」が2年前に関係者宅から発見したそうで、その足跡を夏井いつきさんがたどる番組です。

句集が天袋から見つかったというお話から始まり、被爆者の生々しい体験を綴った俳句が紹介されました。

見ながら、やはり生身の体験、それも原爆ほどの悲惨な体験の重さを痛感しました。
十七音に込められた怒りや苦しみ、悲しみ。
今まで「平和教育」という名のもとに、様々な本や資料やお話を見聞きして育った私ですが、俳句を通してさらに原爆というもの、戦争というものの恐ろしさに圧倒されました。

正直、25分では物足りなさを感じた内容で、もう少し尺をとってほしかった気もしました。(せめて45分とか)
機会があればこの句集についてもっと知りたいです。
毎月の句会でも、きっと話題に上ることと思います。

原民喜や栗原貞子の詩や文学の他に「俳句」があるというのは、とても貴重ですよね。
十七音だからこそ伝わる強い光を感じました。

放送は中国地方だけだと思いますが、NHKプラスとか再放送などで見られると思います。
私は録画しているので、また時間があるときに見るつもりです。



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