夏井いつき先生監修の有料サイト『おうちde俳句くらぶ』に入会して3年半。
年に一回、「おうちde俳句大賞」というイベントがあり、いつもの投稿とは別枠で、俳句を応募しました。(特選だと、東京の会場にお呼ばれされます。)

今年は、まぐれで佳作をいただきました。


『ごきぶりを招くお屋敷組み立てる』


これがまさかの入賞で、同時に出した(3句ほど)もっと小ぎれいな俳句はどうなったん??と、正直すごいうろたえたんですけど。
句友の方のお言葉で、そして何より先生が選んでくださったということで、後から素直に嬉しさがこみ上げてまいりました。
先生ありがとうございます!

「ごきぶり」は夏の季語です。
歳時記には「不快害虫」とありますが、一方で「もっとも古い昆虫のひとつであり、三億年ほど前から生き残っている」とも書いてあります。

私のは「リビング部門」の佳作で、おうちの中でのあれこれを俳句にするというテーマに沿ったもの。
そもそも俳句として成立してるか、自分で疑問視しながら投句したんですが、おもしろがって拾ってくださった先生に感謝です。(成立してたってことでいいよね?)

この「お屋敷型ゴキブリ駆除器」、知らない人はいないくらいのロングセラーヒット商品ですよね。
敢えて商品名は出さなくとも、「あ、アレね!」と誰もがピンとくるものだから、俳句としても成功したのだと思います。
私が小学生の頃発売された記憶があります。
ただの箱じゃなくて、わざわざ「かわいいおうち」のイラストがプリントされてるところに、メーカーのこだわりと遊び心を感じます。

憎きGへの嫌味と、メーカーさんへのリスペクトを込めた一句です。



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