ゆっくり書く時間がなくて、今頃になりましたが・・・
少し前に、土井探花さんの句集『地球酔』を、俳句結社「雪華」の同人の方からいただきまして、読む機会を得ました。
それがなかったら、この句集は知らなかったと思います。(汗)

この本は「兜太現代俳句新人賞シリーズ・3」でもあり、土井さんは第40回の新人賞を受賞された方です。
何日かかけて詠みました。
一気に読むには、頭がついていかない・・・これも感想のひとつですが、脳みそのどこの部分を使ったら、こんな斬新な俳句が出来上がるんだろう??という、現代的な俳句の句集です。
この方独特の感性が素晴らしくて、突き抜けていて、どう捉えたらいいのかわからないくらいの表現というか個性が詰まっています。おもしろいです。
こういう気づきがあるんだ、俳句にできるんだと。
初めて聞くような言葉も多くて(自分が知らんだけの脳足らずなんだろうけど)、それを調べながら読んでいくのも時間がかかった理由のひとつ。
勉強になりましたよ。ほんとに言葉をよくご存じです。(俳人の方は、皆さん語彙力がすごいですね。)
そんな不思議な感覚の中でも、やはり実感の伴った俳句はとても好きで、例えば・・・
「良いブラジャー少しきつくて今年去年」
「AKBのやう朝顔のうぢやうぢやと」
「子猫だが猊下と呼ばざるを得ない」
など・・・こういうのは、すごく共感できるんですよね!
いい刺激をいただきました!
ありがとうございました☆(*´▽`*)
コメント
コメント一覧 (6)
まさかご本人からコメントいただけるとは考えたこともなく・・・恐縮です。けれど、とても嬉しく、感動しております!
読みにくいなんて、とんでもない。
頭がついていかないだけで、ちゃんと読みたいので、ゆっくり時間をかけて拝読いたしました。
うまく感想も書けてないのですが、ブログにあるように、斬新で私では出てこない発想に驚き、刺激を受けました。
手元にあるので、繰り返し読めます。大切な一冊です。
探花さんも、どうぞよいお年をお迎えください。
これからのさらなるご活躍を楽しみにしております。
maco
が
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maco
が
しました
そして素敵な本をありがとうございました!
句集を読むのは好きなので、1ページ、一句一句、大事に読みました。
とにかく新鮮で、言葉のチョイスが素晴らしいですね。
語彙力があるって、やはり表現の幅が広がりますね。
病と闘う経験も、糧になっているように感じました。
ひと通り読みましたが、私もまた繰り返し読み返してみようと思っています。
maco
が
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おもしろいですよね。
とても新鮮で、こういう感性や繊細さもいいな~と読ませていただきました。
今年去年、自分ではまだ詠んだことがないので、私もいつかチャレンジしてみたいです。
maco
が
しました
私も応援している 一人です
私も正直??となる句もおおかったのですが
やはり言葉遣いの斬新さに驚きました
難しい句も多かったですが
ちりりと心に刺さる句もいくつかありました
ブラジャーの句は私も好き💛
間脳に蝶ゐて動かない痛さ
水温む飲まねばたぶん死ぬ薬
病と闘ってきたという経験もあるという作者の 病のとらえ方が表現されてるのだろうなと思う句に そういう表現 とらえかたもあるよなあと心惹かれました
もう少し読み込んでいかないとわからないこともありますので
これからもときどき読み返していこうとおもう句集です
maco
が
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今から、月一の俳句教室で、兼題が去年今年なので
これ出したろか!嘘、
maco
が
しました