今日は、西区商工センターのエクセル本店5階にある泉美術館で開催中の『写真家・明田弘司の昭和 追悼写真展』に行ってきました。



広島・呉市出身の写真家で、千田町で写真店を営みながら、広島の街の復興や人々の暮らしなどを撮ってきた方です。昨年の夏にお亡くなりになったそうです。

モノクロの懐かしい昭和の写真が展示されていました。
子どもたちの警戒感のない朗らかな写真は印象的でしたよ。どんな場所でも、便利でハイテクな道具がなくても、なんでも遊びにしてしまう・・・大人も子どもたくましくて、自由でおおらかな時代です。
展示された時代より少し遅い時期の子どもだった私も、昭和の空気を感じて懐かしくなりましたよ。

広島の街の様子なども興味深かったです。
戦後から10年経った頃の平和公園の様子・・・まだバラックが建ったままのところがあり、都市計画を勧めたい市側と、そこで生活している人との複雑な思いがぶつかり合う状況が見て取れました。
復興の陰で葛藤する情景をカメラに収められたのですね。
それから10年後には、今の平和公園の形に整いつつありました。

明田さんのご家族の写真は微笑ましくて、仲の良いご夫婦やお嬢さんの写真から幸せをおすそ分けしてもらった気分になりましたよ。(*´∀`*)

10月16日までだったので、滑り込みで行けてよかったです☆

帰りは、そこから近いアルパーク天満屋に立ち寄り、食品売り場へ。
ちょうど「広島うまいもの市」が同フロアーで開催中・・・北広島町から出店の『へんぽこ茶屋』の餡餅に引っかかりました。



よもぎの風味がしっかり味わえる餡餅です。
カープが昨夜勝ったので、紅白餅をサービスしてもらいました!ラッキー☆