毎月10日は、『通販生活 よ句もわる句も』の投句結果発表です。
兼題は「子規忌」。
正岡子規の忌日(9月19日)が季語になっています。
こういう季語は、どう捉えればいいのか・・・さっぱりわからず3句提出しました。
めずらしく傍題で1句作った句をとっていただきました。
結果は人選でした!
苦戦したのであきらめていましたが、よかったです。
先生ありがとうございます。(*´▽`*)
『えびフライひとり三尾や獺祭忌』
獺祭というのは、今やお酒の銘柄で有名な単語ですね。
意味は、カワウソが捕獲した魚を並べて置くのを表す言葉なんですが、正岡子規が部屋を文献などでひろげちらかしている居で「獺祭書屋」として号した、とのこと。そこから「子規忌」を「獺祭忌」とも呼んでいるそうですよ。
わたくし、苦し紛れにカワウソが魚を並べる様子になぞらえて、海老フライを数えて割ったら、普段はひとり2尾なのに今日は3尾!!的な、庶民派食いしんぼう俳句?で出してみたんです。(他2句は、もっとまじめな感じだった)
これが人選とは。(;^_^A
類想から外れて、明るめでおもしろかったのかな?
コメント
コメント一覧 (6)
今日は海老フライひとり3尾や~~~!の嬉しさ(詠嘆?)を、そのまま切れ字「や」に込めました。(笑)
成功しているなら、よかったです。
maco
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そうですね、めったに小季語は使わないんですが、今回は思い切って獺祭忌を選んでよかったです。
まぁ獺祭から発想した句なので、ここはやはり獺祭忌ですよね・・・
海老フライ3尾は、我が家では贅沢です。
maco
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中七のや止めは難しいが、成功してますよね。
基本の型その2の見本ですね。
maco
がしました
そうなんです、揚げたフライを並べお皿へ・・・の場面が浮かんでくだされば、うまくいったかな?と思って作りました。
とにかく「子規忌」という季語が難しくて、かなり悩んだんですが、子規から少し離れて、日常を取り入れてみました。
子規忌という時期だけちょっと意識しましたが、食べものにしろ何にしろ、この世は季語だらけなので、取り合わせが難しかったですね。
maco
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読んですぐ、エビフライが並んだ皿と獺祭とが
リンクしたシーンが浮かびました!
下五が『子規忌かな』とかだとそうはいかないかと。
『獺祭忌』をチョイスした成功例の様な気がします!
maco
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読んでほっこりする句ですね。
macoさんが菜箸をつかってちょいちょい エビフライを並べる様子が浮かび、獺祭忌という季語とマッチしているなあと思いました。
食べ物の句 おいしそうでなくてはならないと言うことはきいたことがありましたがこの句は 料理の作り手の楽しさみたいなものを感じました。
maco
がしました