ゆっくり書く時間がなくて、今頃になりましたが・・・
少し前に、土井探花さんの句集『地球酔』を、俳句結社「雪華」の同人の方からいただきまして、読む機会を得ました。
それがなかったら、この句集は知らなかったと思います。(汗)
この本は「兜太現代俳句新人賞シリーズ・3」でもあり、土井さんは第40回の新人賞を受賞された方です。
何日かかけて詠みました。
一気に読むには、頭がついていかない・・・これも感想のひとつですが、脳みそのどこの部分を使ったら、こんな斬新な俳句が出来上がるんだろう??という、現代的な俳句の句集です。
この方独特の感性が素晴らしくて、突き抜けていて、どう捉えたらいいのかわからないくらいの表現というか個性が詰まっています。おもしろいです。
こういう気づきがあるんだ、俳句にできるんだと。
初めて聞くような言葉も多くて(自分が知らんだけの脳足らずなんだろうけど)、それを調べながら読んでいくのも時間がかかった理由のひとつ。
勉強になりましたよ。ほんとに言葉をよくご存じです。(俳人の方は、皆さん語彙力がすごいですね。)
そんな不思議な感覚の中でも、やはり実感の伴った俳句はとても好きで、例えば・・・
「良いブラジャー少しきつくて今年去年」
「AKBのやう朝顔のうぢやうぢやと」
「子猫だが猊下と呼ばざるを得ない」
など・・・こういうのは、すごく共感できるんですよね!
いい刺激をいただきました!
ありがとうございました☆(*´▽`*)