今日は長崎の原爆祈念日です。
私は長崎育ちなので、9日が登校日でした。
広島の午前8時15分も真夏だから暑いのですが、長崎の午前11時2分はもう照り付ける日差しは半端ないです。
その灼熱のグラウンドや慰霊碑の前で、きっとこんな暑さなど比較にならないくらいの熱さの中、亡くなった方や生き残った方は苦しんだのだと想像しながら、みんなで黙とうしました。

今住んでいるところは郊外だからか、サイレンはほとんど聞こえません。平和公園のTV中継を見ながら黙とうをしています。

長崎(市内)に住んでいたころは、公共機関や企業、サイレンを鳴らせるところは一斉にサイレンを鳴らすので、戦後生まれの私でも「空襲警報が鳴り響いているような錯覚」で、あの頭の上から降り注ぐようなサイレンは鎮魂というより恐怖すら感じるものがありました。

でも、怖いとか熱いとか、想像力と併せて感覚的な記憶も大事だと思います。
怖いかもしれないけど、原爆の写真や被爆者の方のお話をしっかり見て聞いて、原爆や戦争は怖いということを学ばないと、つないでいくことができませんよね。
そのためには、世界中の人に、広島や長崎の街、資料館に足を運んで、目や耳で確かめてほしいです。
移動制限なく自由に行き来できるためにも、コロナには早く落ち着いてほしいと願っています。




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