今日は、チケットがあるからと誘ってくれた友達と一緒に、廿日市市・さくらぴあ大ホールで開催された『夏井いつきの句会ライブ』へ行きました。

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友達も私も俳句については素人で、TV等でご活躍の夏井いつきさんを存じているくらいの夏井さんのいう「すそ野」同士です。
どんなおはなしが聞けるのかな~と楽しみでした。

夏井さんの話はとてもわかりやすく、おもしろく、俳句の楽しさを伝える熱を感じました。
チョット辛口な話しぶりも含めて、サバサバした語り口がとてもステキな方です!

そんなキレのいい話で進行していくのかと思っていると、5分間で俳句を作るコーナーが始まり、え?5分で俳句が作れるの??と戸惑ってる間に、その5分に突入・・・
お題はその場で発表され、「乾杯」と「完敗」のいずれかということ。

先生の教えに沿って、12音フレーズと季語で一句。
入場するときもらった紙に書いて、係員の方に回収してもらいました。

回収した会場千人の俳句を、檀上で一斉に審査・・・すごいですね!
これが「句会ライブ」なんですね!

この中から特選句・七句が選ばれるんですが、ここでまさかの出来事が!!
なんとド素人のわたくしの一句が、パワポで映し出されてまして・・・腰が抜けました。(;゚Д゚)
「自分の句だとはまだ言わないでくださいね」と夏井先生に釘を刺されていましたので、隣の友達にも悟られぬよう、へんな汗をかきながらじっとしてましたが、心臓バクバクでした。

一つひとつの俳句に参加者の方や先生の感想・講評を聞きながら、作者の視点とは別の心の風景とでもいうか、見え方・感じ方・解釈は人それぞれで、それはとても興味深くおもしろいと感じました。
言葉の持つ力や日本語って素晴らしいな、とも思いましたよ。
17文字の中に込められた世界の奥深さを知る機会になりました。

選ばれた七句の中から、会場の方々の拍手の大きさで、優勝を決めるとのこと。
そこで重ね重ねのまさかで・・・なんとわたくしの駄作が一番多くの拍手をいただき、壇上に上がることになってしまいました(;´Д`A ```
間違いなく2020年の10大ニュースになります。(ただ今、第1位)

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壇上で、夏井さん直々にサイン入り著書をいただき感激☆ 宝物が増えました!
ありがとうございました。

すっとこどっこいなわたくしに・・・こんなサプライズが待っていようとは・・・。
座席近くの方々に、たくさん「おめでとう!」と言っていただけて、とても有難く幸せな気持ちになりました。
皆様に感謝です。夏井先生、会場の皆様、句会へ誘ってくれたHさん、ありがとうございました☆

もうこうなったら廃人、いえ俳人への道をスタートさせなくてはなるまいと、まだ誓ってはいませんが、認知症予防のためにもよいとのお話でしたので、将来のためにも少しずつ鍛錬していこうかと思っています。

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特選句の前に、夏井さんからいくつかユニークな俳句の紹介がありました。
そこで、広ブロ俳句部の⑦パパさまの句が読み上げられ、ご本人のご紹介もあり、この会場にいらっしゃることがわかりました。
マイクを通してお聞きする声が、想像より(ごめんなさい)とても美声でした。
素通りするのも失礼かと思い、ご挨拶させていただきました。
なんと他の俳句部員の皆さま・・・Dr.でぶさん、ツユマメさん、季節少楽さんのご主人にもお会いして、簡単なご挨拶程度ではありましたが、恥ずかしながらお会いすることができました。これも奇跡です。
受賞しなかったら、そして⑦パパさんが紹介されなかったら、そのまま帰っていたかもです。(;^_^A

季節柄マスクでほぼ隠れていた顔出しNGのわたくしですが、ろくに化粧もしてないときに限って、このような状況になろうとは・・・いや、そんなときほどばったり誰かにお会いしたりするこれまでの経験則を軽んじていました。
そのことも含めて、嬉し恥ずかしの今日の出来事でした。



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