2021年10月
10月の俳句同好会
鬼滅のうどん
『狐晴明九尾狩』ライブビューイング
ゴーヤー
サンフレらしからぬ?
スマートメーター
秋に観たい映画・・・
『モスバーガー』でランチ
映画『MINAMATA ミナマタ』
昨日は映画を観てきました。
タイトルは『MINAMATA』。水俣病を取材したフォトジャーナリスト・ユージン・スミスを、ジョニー・デップが演じています。
実話に基づいた映画で、実際にユージンが撮ったミナマタの写真や、当時のショッキングな映像など交えて、今も続く水俣病被害のことを伝えています。
ジョニー・デップ(ちなみに同い年)といえば、『パイレーツオブカリビアン』や『チャーリーとチョコレート工場』などの、ちょっとお茶目で独特な世界観のキャラクターしか浮かばない私でしたが、こんなシリアスでしかも深いテーマの映像の主演やプロデュースをすることが、ちょっと驚きでした。
映画通ではないので、知らなかっただけかもしれませんが。
そして、水俣病についても、教科書程度の知識しかなく、もう裁判も終わり解決したと認識していましたが、実はまだ多くの人が苦しんでいることを知りました。
ユージンというジャーナリストのことも今回知りました。
こういう人物がいて、かの有名な『LIFE』誌(海外メディア)が発表したユージンの写真によって、世界に水俣病の実態が知れ渡ったということも。
映画の中でも描かれていますが、それまでひた隠しにしていた「チッソ」も、この流れで罪を認めざるを得なかったのですから、ユージンは歴史を動かす大きな仕事をしたんですね。
様々な妨害や苦難を、人としてジャーナリストとして乗り越えた姿は勇気をもらえます。
映画の最後に、世界の公害・薬害・災害・・・紹介されましたが、世界中こんなに人々が苦しんでいるんですね。企業倫理や責任について、考えさせられました。
せめて「知る」ことができて、映画館に足を運んだ甲斐があったかな。
エンタメ色強めの楽しい映画も好きですが、たまにはこういう映画もいいですね。
水俣病で子どもを亡くしたお母さん(役の女優さん)の訴えるシーンは、涙がこみ上げてきました。
久しぶりに、真田広之さんや加瀬亮さんを拝見しました。
あの女優さん、なんて名前だっけ?と思いながら見ていましたが、エンドロールで美波さんのお名前を見て、そうだったと・・・お綺麗ですよね。
