長いGWも、過ぎてしまえばあっという間ですね。
後半は大した楽しみもなく過ぎた私です。
お天気はよかったので、お出かけされた方には行楽日和でしたね。

それにしても・・・9点差の逆転負けは・・・。(ノД`)・゜・
阪神の守備もひどかったのに、カープもピリッとしなかったなぁ。
勝てた試合だったのになぁ~
菊池の守備力の大きさを、あらためて感じます。
ジョンソンはまだかなぁ~、もっと早めに継投するとか、策はないのだろうか~など。
(;´∀`) 独り言です・・・。


さて、作家・宮部みゆきが絵本を出していると聞いて、どんな絵本なんだろう?と早速図書館で借りてみました。



『ヨーレのクマー』(宮部みゆき・作 佐竹美保・絵 KADOKAWA)
『悪い本』(宮部みゆき・作 吉田尚令・絵 東雅夫・編 岩崎書店)

子ども向け・・・ではないですよね?
もし我が子が幼かったら、とても読み聞かせる気にはならない絵本です。
ミステリーの名手の宮部さん・・・
狙って怖い絵本を書いているのでしょうけれど、ちょっとトラウマになりそうな怖さで、びっくりですよ。
奥が深すぎて、闇です。

『ヨーレのクマー』は、まだ「切ないね」で済む話ですが、『悪い本』は身も心もえぐるような怖さです。
文章も怖いけど、絵が怖さに輪をかけています。
これを読むと、ぬいぐるみや人形の類と目を合わせられなくなりそうです。っていうか、こっち見るな!って気分になるほど、邪悪なものに見えてきます。

宮部さんの言いたいことは、大人ならわかるんです。
中高生くらいだと、もやもやと思い当たることがある人はいるんだろうな。

人間の心に宿る「悪」や「闇」は、きっとある瞬間にシミのように滲んでくるもの。
ミステリーってそのへんを描くジャンルだから、宮部さんが達者なのはもちろん頷けます。

説明するより、手に取っていただくとわかります。興味のある方は、ぜひ。