図書館から借りた本です。
どちらもずっと以前に予約していて、こんな年の瀬の忙しいときに順番が回ってくるなんて・・・。(;^_^A
お正月にでもゆっくり読もうかな~と思っていましたが、読み始めたらおもしろくて、どちらももう読んでしまいました・・・。



『九十歳。何がめでたい』(佐藤愛子 小学館)

佐藤愛子さんのエッセイ、久しぶりに読みました。
今年初版で、本屋で紹介されているのを見かけて予約を入れていましたが、案の定たくさんの行列・・・。
もう90歳になられるのかぁ、なんてしみじみ本のタイトルを見て思いました。
歯切れ良い文章は、読んでいて気持ちがいいですね。気持ちがいいから、スイスイ読めちゃう。
それに(90歳から見れば、まだまだ)若輩者の私が共感だらけで、うなずいたり笑ったり、ほんとに楽しいエッセイでした!

自分はあまり長生きしたくないって思ってますが、佐藤さんのように明るく生きていけるなら、長生きも悪くないという気持ちになります。
何かに怒りを感じるのも、好奇心旺盛に何かを探していくのも、泣くのも笑うことも、全部自身の中から生まれるもの。生きるパワーをエッセイからもらいました。


『黒博物館 ゴーストアンドレディ(下巻)』(藤田和日郎 講談社モーニングKC)

もう一冊は、名作『うしおととら』でおなじみの藤田和日郎さんの漫画です。
装丁や上下巻の構成が物語風なのが個性的ですね。
ゴーストはもちろん幽霊、レディは伝記にも残されているあの女性・・・です。(クリミア戦争、と言えばわかるかな?( ´艸`))
史実にファンタジーを加味した藤田さんの力作。
人間と化け物が心を通わした『うしおととら』に通ずるものがあり、読後はすっきりと後味のよい素晴らしい作品です。