先日、NHKで放送された絵本作家・甲斐信枝さんの番組を見ました。
とてもよかったです!!
ご覧になった方もいらっしゃると思います。

甲斐さんは写実的な絵(特に植物)を描かれている作家。詳細まで書き込まれているので、まるで図鑑のような「科学えほん」というイメージもありますが、文章や目線には温かさが込められている美しい絵本ばかりです。
読み聞かせでも、大変お世話になっている作家のおひとりです。

85歳という高齢でありながら、大きなリュック(画材道具などが詰まっています。)を背負い、自然の中を動き回り、地面に転げてみたり・・・
ちょっと荒っぽい言葉を使っても、草花への愛情がいっぱいで・・・魅力的な人柄に惹かれました。
虫メガネを使いながらスケッチする姿や、長い時間をかけて植物を見守ったりと、その観察力には脱帽です。
やっぱりこういう方だからこそ、美しく細やかな絵本が描けるんだなぁと納得しました。

番組で紹介された甲斐さんの日常も興味深かったのですが、超スローで撮れるカメラでの植物の様子が見どころで、普段見逃してしまうような雑草の種のはじける場面など、生態や生命力が素晴らしくて感動!
自然の中で繰り広げられる小さなドラマを見せてもらいました。
植物たちの熾烈な種の戦いや生き様がよく描かれていたと思います。
夜明けのキャベツ畑にも出かけたくなりました。

したたかさや知恵を持って生きていると思うと、憎たらしい雑草が健気に見えますね。
だからといって、庭の雑草は手加減しませんよ。(笑)
こちらも真剣勝負で挑んでいきたいと思います。