今日は朝から曇っていたので、暑さを感じない間にやる気を出して、家まわりを掃いたり、掃除を済ませたりしてスッキリ!
そのあと、『1945年±5年』を開催中の広島市現代美術館へ行ってきました。



比治山公園内の駐車場の空きがあったので、少し歩いて上って行きました。緑のトンネルの中を歩くのはいいですね。
これもカンカン照りではなかったから、そう感じたのかもしれませんが・・・。



中はもちろん撮影できませんので、入り口まで。

一番見たかったのは、丸木位里・俊夫妻の『原爆の図』でした。
第1部・幽霊という再制作版が展示されているとのことで、これは実物を見たい!ということで出かけたのですが、やはり情のこもった迫力ある大作で、圧倒されました。
再制作版のほうは、さらに黒みがかっていて、作者の思いを強く感じました。
『ひろしまのピカ』や『おきなわ島のこえ』など、絵本でも戦争や原爆の悲惨さを描いてらしゃる丸木夫妻。
未来につなぎたい名作です。

展覧会のテーマは、1945年の前後(プラマイ)5年の間(日中戦争から太平洋戦争での敗戦、占領下時代)の戦争と復興です。
兵士とともに戦地へ赴いた画家の絵、帰還兵の絵(水木しげるのスケッチなど含めて)、戦後の世相や芸術を含めた復興の前衛的な絵など・・・暗い時代のいろんな切り口の作品が展示されていました。
小磯良平や香月泰男、藤田嗣治や岡本太郎もありましたよ。
思いがけず、小早川秋聲の『國之楯』も見ることができたのですが、以前TVで見た時よりもショックを受けました。画面を通さずに、直に見えるもの感じるものがありますね。
楽しい企画展ではありませんが、こういう絵画を目の当たりにする機会があってよかったなと思いました。
10月10日まで開催中です。



向かい側にある公園(広場)の眼下に広がる広島の街。



焼野原の写真と比べ、並々ならぬ尽力で復興を遂げた街が眼下に広がります。
平和な今に感謝です。

さて、このあとは・・・続きはまた次回!
(ブログネタがないので、引っ張らせていただきます~。(≧▽≦;))