ブロガーさんの記事で知った本を図書館で借りて読みました。



『セレンディップの三人の王子たち ペルシアのおとぎ話』
(竹内慶夫・編訳 偕成社文庫 2006年10月初版)

セレンディップとは、現在のスリランカだそうです。
18世紀の英作家・ウォルポールが「セレンディピティ」という言葉を生むきっかけとなった物語。
「セレンディピティ」とは「偶然と才気によって、探してもいなかったものを発見する」ことを意味し、「しあわせな偶然」の意味で使われるようになったと本書で解説されています。

スリランカの王子の物語でありながらペルシアのおとぎ話・・・
解説によると、物語に登場するベーラム皇帝は実在したササン朝ペルシアに実在したバフラーム五世のことだとされており、強大なペルシアの勢いも感じられますね。

この言葉を知ったのは、JR西日本のCMで使用していたからです。
意味は調べてわかったのですが、言葉の元になった物語があるとのことで、図書館に予約を入れたんです。

例としては、科学技術の発見などが挙げられています。
探し物を見つけるのではなく、あくまで偶然であり、それを見つけるためには注意力や先入観を持たない視点が必要なのだと・・・
科学に限らず、日々の暮らしの中で(JRのCMのように、旅の最中で)、思わぬ気づきはあるように思います。
そういう感性を磨くのが大事なんでしょうね。
今更ですが・・・磨くか・・・(;^_^A

それにしても、3人の王子の品格と知性、洞察力には脱帽です。