月曜日の「おはなし会」を無事に終えて、ちょっと一段落・・・ほっとして(気が抜けて?)過ごしているところです。
が、来月はじめには、低学年向けの「おはなし会」が控えているので、インフルエンザや風邪には、引き続き注意しなければなりません。
今週に入って、また寒くなりましたからね。(;´Д`A ```

今回のおはなし会では、『花さき山』(斎藤隆介・作 滝平二郎・絵 岩崎書店)を読みました。



初版が1969年という長く愛されているベストセラー絵本。ご存知の方も多いと思います。
このお二人のタッグで作られた絵本は、どれも美しく尊いお話ばかりで、大好きな絵本のひとつです。

自己犠牲が過ぎるという意見もあって、賛否が分かれる斎藤さんの絵本ですが、読み手の心や年代や立場で、いろんな見方があり、それぞれの感じ方も年月で変化したり・・・お話を読んで何かを考え続ける、ということがあってもよいと思います。

子どもたちは、自分もこうありたい、優しい心を持ちたい、誰かのためになることをしたい、辛抱したい、またはしたくない、コワイ・・・よくわからない、嫌い、などなど、どんなことを感じとったのでしょうね。

ふとしたときに、このお話(または、今まで読み聞かせたお話)を思い出したり、共感したりすることがあればいいなと思います。

誰もが「あや」であり、「やまんば」であり、花がどこかで咲いている・・・。